エネルギーを一点に集中させるHIFU(ハイフ)


HIFUは前立腺がんの治療にも用いられている最先端治療です。コンピューター制御により皮下脂肪に高密度な超音波を照射する事で、皮膚を傷つける事なく皮下脂肪を効果的に減少させます。セルライトが多い方にも効果的で、繰り返し治療も可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HIFUの歴史

 

P.Langevinが潜水艦ソナーを作るため、水晶圧電特性を用いた超音波トランスデューサーの開発を開始したことが超音波利用の始まりです。

1950年代には、FrancisとWilliamのFry兄弟が超音波を医療に応用しようとしました。
 神経疾患の体外治療を行う目的で、超音波トランスデューサーを使用し大脳皮質の奥深くにエネルギーを集中させようとしましたが、画像技術機器が未熟であったために失敗に終わりました。

1980年代に、Lizziはより高度な方法で緑内障眼内腫瘍の治療のための機器を開発しました。しかしこの方法は、急速にレーザーに取って変わられました。

1980年代の終わりにフランス国立医学研究所とリヨンの病院、EDAP Technomed「組織に対するHIFUの相互作用に関する研究プログラム」を開始し、悪性腫瘍を治療するための装置を開発。その結果、Ablatherm®HIFUのプロトタイプが生まれました。

 


 

HIFUの治療への応用

 

前立腺がんには外科的切除、前立腺に向け放射線療法、ホルモン療法といった治療の選択肢がありました。

しかし根治率の高い外科的治療では、勃起不全、および尿失禁といった副作用があります。これは多くの患者に受け入れられないにかかわらず、どんなに熟練した外科医でも完全に避けることは出来ません。さらに、がんが前立腺を越えて広がっている可能性があるので、がんのすべてを切除することができるという保証はありません。

 

"報酬とリスク"のバランスは、患者にとって大きな関心事であり、新しい低侵襲治療法の開発が望まれていました。

 

HIFUは初期、限局性前立腺癌に対する次世代の低侵襲治療です。

既にヨーロッパ、カナダ、日本、中国、南米、オーストラリア、南アフリカといった多くの国々で使用されており、長期成績も良好です。

 

治療ではプローブを直腸に挿入し、がんと前立腺組織を加熱して破壊するように焦点型超音波を照射し前立腺がんの細胞を破壊します。プローブは、前立腺の近くに挿入されるので、3-4MHzの超音波の周波数を使用し、組織を正確に破壊することができます。

 

HIFUを使用することで切開の必要が無くなりました。非侵襲的な施術なので入院なし、または一泊入院で受けることができます。

 

High intensity focused ultrasound
(Image courtesy of THS International, Takai Hospital Supply Co., Ltd. Tokyo Japan)

 

 

 

 

痩身へのHIFUの応用

 

痩身治療ではHIFUを皮下脂肪組織にあて、脂肪組織を破壊し、コラーゲン繊維を引き締めます。

脂肪細胞は56℃以上の温度に1時間さらされると急激な凝固壊死が起こります。HIFUは超音波周波2MHz、密度1,000 W/cm以上でエネルギーを集中させることで脂肪細胞が破壊され、コラーゲン繊維が刺激されて肌が引き締められます。

焦点が深部に存在するため、超音波は不必要な熱を皮膚や施術部分上の上皮組織層に与えず通過します。

 

 

 

 

一度で、高い効果、オーダーメイドの体型作り

 

Liposonixを支える技術は非常に高度です。

Liposonixは高密度焦点式超音波(HIFU)エネルギーを1.3cmの深さで集中させ、施術部分の温度を急上昇させて腹部やわき腹の皮膚のすぐ下にある脂肪組織を永久的に破壊します。

周辺組織は損傷させることなく、脂肪が破壊されます。

Liposonixでは皮膚の表面下で高密度焦点式超音波エネルギーを集中させるため、他施術では達成することができない本当の意味でオーダーメイドの体型作りが可能です。

 

 

 

 

 

照射後の変化

  1. Liposonixは施術部の温度を56℃以上に上昇させ、施術部以外の組織を損傷させることなくターゲットの脂肪組織のみを効果的に破壊します。
  2. マクロファージが施術後の脂肪組織に引き寄せられ、浮遊する脂質と細胞性壊死組織片を吸収します。
  3. 破壊された細胞は体によって自然に処理され、8-12週間で次第に体外へ排出されます。